みなさん、こんにちは。
“とことん丁寧!”、神戸の補聴器専門店・須磨補聴器センターの店長「のごみん」です。
先週は、本当に寒かったですね。
今週からは、寒さも少し和らいできましたので、早く春が訪れることを期待しましょう。
最近、初めてご来店されたお客様より“補聴器の選び方や買い方がよく解らなかったので、聞こえづらいのをずっと我慢していた”というようなお話をよく聞きます。
本日は、同じような疑問をお持ちの方も多いと思いますので、「補聴器の選び方・買い方」と題しましてお話をしさせていただきます。
補聴器をつけるのは、片耳?両耳?
まず、補聴器を装用する(つける)耳ですが、須磨補聴器センターでは下記のようにお奨めしています。
● 片耳が難聴で、反対耳は 健聴もしくは補聴器を装用しても全く聞こえない方
このような方は「難聴耳への片耳装用」
● 両耳がどちらも難聴の方
このような方は「難聴耳への両耳装用」
以前は、補聴器の雑音が大きいとの理由で片耳だけに補聴器を装用している方も多かったですが、最近では補聴器の性能も大幅にUPし両耳に装用してもうるさくない、両耳装用による利点もかなり大きいとの理由から「両耳装用が当たり前」になってきました。
両耳装用の利点:
①騒音下や2人以上の会話でも力を発揮!
両耳装用の方が、必要な音を聞き取りやすいので、騒がしい場所や複数での会話がラクに楽しめます。
②疲れにくい!
片耳に頼ると、聞こうと努力しなければならないので、肩に力が入り疲れてしまうことも。
両耳装用なら、バランスよく聞こえるので負担が軽減されます。
③音の方向や距離をキャッチ!
両耳装用だと聞こえの範囲が左右に広がるので、どこから音がきているかわかりやすいので安全です。
※片耳装用だと、補聴器をつけていない方の耳の聞き取り能力が、次第に衰えていくという研究結果があります。
(JAAA 141-149,Vol6/No.2 Mar.1995)
上記お奨め理由を、踏まえた上で「片耳?両耳?」は、お客様が最終決定されるのが良いと思います。
お奨めのメーカーや種類・カタチは?
現在、日本で販売されている補聴器のメーカーは、国内外合わせて13社以上あり同じ価格帯の補聴器であれば、どのメーカーも昔に比べ性能は格段に良くなっています。
また、補聴器の種類やカタチも装用者の聴力や好みに合わせて選べるように色々と用意されています。
● 失敗しない、メーカーや種類・カタチの選び方
①メーカーは、熟練の補聴器専門家に選んでもらう
メーカーによって、補聴器の音色や音質がそれぞれ違うため、自分に合ったメーカーの補聴器でなければ調整に時間が掛かったり、音質が合わず快適に使えなかったりすることがあります。
自分に合ったメーカーを、熟練の補聴器専門家に選んでもらうことがとても重要です。
②種類やカタチは、熟練の補聴器専門家と一緒に選ぶ
補聴器は、種類やカタチによって特徴が違います。自分の好みや要望を伝えながら、熟練の補聴器専門家と一緒に選ぶのが良いでしょう。
さらに詳しく、「補聴器の種類・カタチ」を知りたい方は、こちら
どれぐらいの値段(価格)を選べばいいの?
次に、補聴器の値段ですが、人それぞれ補聴器に対する価値観が違うため、全員に当てはまるお奨めの値段というものは残念ながらありません。
ですので、補聴器を購入される場合は下記内容を参考に、値段を決定されるのが良いと思います。
● 補聴器に満足するための値段とは
①無理な値段設定をしない
どんなに性能の良い補聴器を購入しても、普段の生活に大きな負担が掛かるような値段だと満足して使うことはできません。 自分にとって無理のない値段を考えて、補聴器購入の予算としましょう。
②予算の範囲内で、出来るだけ性能の良いものを選ぶ
補聴器は、コンピューターと同じ精密機器です。そのため、値段によって性能(どれだけ快適に聞こえるか・使えるか、など)が大きく違ってきます。
ですから、許される予算の範囲内で出来るだけ性能の良いものを選ぶと良いでしょう。
さらに詳しく、「補聴器の値段(価格)×性能」を知りたい方は、こちら
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