みなさん、こんにちは。
神戸のとことん丁寧な補聴器専門店、須磨補聴器センター店長の「のごみん」です。
今週は、曇ったり雨が降ったりとおかしな天気が多かったですが、今日は快晴の気持ちの良い天気となりましたね。
先日、他店購入の補聴器をご使用中のお客様から、「電話が聞こえにくい」との相談を受けました。
今日は、その『補聴器で電話を上手に聞く方法』についてお話をさせていただきます。
まずは、最初に誤解のないようにお話しておきますが、補聴器を使って快適に電話をされている方は大勢おられます。 では、なぜ補聴器を使っても電話が聞こえにくい方がおられるのか?
その大きな原因を、私は次のように考えています。
● 電話は話し相手の顔が見えない
私たちは、人の話し声を脳で聞いて理解しています。
そのため、声だけでは理解しづらい話でも相手の表情や口の動きを見ることにより脳の中で話の内容を予測したり補完できれば、理解しやすくなることがあります。
でも、電話は基本的には相手の顔が見えず、声しか聞こえませんので予測や補完をすることが難しくなります。 これは、残念ながら現在の補聴器の技術では、まだ解決できない問題です。
いずれ、TV電話などの相手の顔を見ながら通話できる方法がもっともっと普及すれば、このような問題は無くなるかもしれません。
● 補聴器のマイクと受話器の位置の問題
補聴器は、内蔵されたマイクを使って相手の声を捉えます。
そのため、受話器のスピーカーを補聴器のマイクの前にもっていく必要があります。
また、受話器と補聴器のマイクの距離が近すぎると“ピーピー・ジージー”雑音が入ったり、かといって遠すぎると相手の声が小さくなり聞こえづらくなってしまいます。
このように、補聴器で電話を使う場合にはマイクと受話器の位置がとても重要ですが、上手にできない方が大勢おられるというのが実情です。
しかしこの問題は、補聴器の形を変えたり最新の機能を使うことにより解決できる場合があります。
たとえば、形が小さく耳の奥に入るCICなどは受話器を補聴器に当てる際にマイクの前にもっていきやすく、“ピーピー・ジージー”といった雑音も起こりにくいので電話が使いやすいです。
また最近は、最新の通信技術により携帯やスマートフォン、そしてご自宅の固定電話の音声を受話器を補聴器に当てることなく聞くことができる補聴器も増えてきました。
このように、電話に適した形や最新技術を搭載した補聴器を使うことにより、電話を上手に聞き取ることが可能となります。
もっと、詳しい話が聞きたい方、電話が聞こえにくくて悩んでらっしゃる方は、ぜひ一度お店にご来店ください。 当店では、お店はもちろんご自宅でも電話が快適に聞こえる補聴器を体験できます。
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