「補聴器の選び方」種類・デザイン編

みなさん、こんにちは。

神戸・明石の補聴器専門店須磨補聴器センター店長の「のごみん」です。

 

以前、補聴器の選び方として「値段(価格)と性能」のお話をさせていただいたのを覚えてらっしゃいますか?

 

補聴器には、「値段(価格)と性能」の違いだけではなく、色々な「種類やデザイン」のものがありそれぞれ特長が違います。補聴器の良い選び方は、「値段(価格)と性能」はもちろんのこと、自分に合った「種類やデザイン」を選ぶことも重要です。

 

本日は、自分に合った最適な補聴器を選びの参考に「種類やデザイン」についてのお話をしたいと思います。

 

 


箱型(ボックス)タイプ


 

 

 

ラジオのように本体からイヤホンコードがあり耳栓を耳に挿入するタイプです。

長所

  • 本体が大きく操作がしやすい。
  • 電池は単3または単4を使う物がほとんどで大きい電池を搭載するので電池の寿命は長い。
  • 比較的お手頃価格なものが多く軽度から重度難聴までの種類がある。

短所

  • コードが邪魔になる。
  • ポケットに入れて使うことが多く衣擦れの音を拾うことがある。

★おすすめのポイント
ベッドでの生活時間が長い人にとっては非常に使いやすいです。

 


耳かけタイプ


 

 

 

 

 

耳の後ろに乗せてチューブを使って耳栓を耳に入れて使用します。マイクが耳の上につくので箱型より音質は自然です。

長所

  • 耳栓部分が既成のものからオーダーまででき、補聴器本体以外に耳栓での工夫により音質チューニングが可能。
  • カラーや形・大きさのバリエーションが豊富で聴力的にも幅広く対応できる。
  • 充電タイプも出てきている。

短所

  • 耳に乗せて使用するため、汗の多い人には故障が起きやすい。

★おすすめのポイント
耳あな型に比べて大きいため取扱いが比較的容易であり、耳の中に機械が入らないため湿気や耳垢の影響を受けにくい。

 


RIC(RITE)タイプ


 

 

 

 

 

耳かけタイプと同じ耳の後ろに乗せて使用するが、本体と音を出すスピーカーが分離しており、耳かけタイプに比べ音質が良い。

長所

  • 穴の空いた特殊な耳栓を使うことができ、自声の響きやこもりを大きく軽減できる。
  • 耳に装用すると前からは細いワイヤーしか見えないため、かなり目立ちにくい。
  • 充電タイプも出てきている。

短所

  • 耳の中に湿気がある方や汗の多い人は故障が起きやすい。

★おすすめのポイント
自分の声や装用感など補聴器を付けたときの違和感が非常に少ないので、補聴器が初めての方におすすめです。

 


耳あな型・カナルタイプ


 

 

 

耳の型を取って、装用者に合わせてオーダーメイドで作成する、標準タイプの耳あな型補聴器です。

長所

  • 音を拾うマイクが、耳の中にあるので音質が自然。
  • 同じ耳穴型のCICタイプに比べて大きいため、取扱いが容易で電池寿命も長い。
  • 耳の型に合わせて作成するので、装用中の落下の心配が少ない。

短所

  • 耳の中に湿気がある方や、耳垢が柔らかい方は故障が起きやすい。

★おすすめのポイント
耳の中に入っているのでメガネやマスクをしても邪魔になりません。

 


耳あな型・CICタイプ


 

 

 

耳の型を取って、装用者に合わせてオーダーメイドで作成する、小型タイプの耳あな型補聴器です。

長所

  • とにかく小さくて、耳の穴の奥に入るので目立たない。
  • 音を拾うマイクが、耳の中にあるので音質が自然。
  • 耳の型に合わせて作成するので、装用中の落下の心配が少ない。

短所

  • 耳の中に湿気がある方や、耳垢が柔らかい方は故障が起きやすい。

★おすすめのポイント
目立たず、小さい補聴器をお求めの方におすすめします。

 


聴力やお耳の状態によってオススメの種類・デザインは違ってきます。

補聴器専門のお店にご相談下さい。


 

どうですか、

「補聴器の選び方」種類・デザイン編は参考になりましたでしょうか?

 

須磨補聴器センターは、「自分に合った補聴器選び」をお手伝いします。

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