みなさん、こんにちは。
“とことん丁寧!”、神戸の補聴器専門店・須磨補聴器センターの店長「のごみん」です。
3月もすでに中旬、風はまだ冷たいですが日差しは段々と春らしくなってきましたね。
以前1月に、「集音器をお探しの方へ」というお話をいたしました。
耳に付けて音を大きくする機械として、よく比較される「集音器」と「補聴器」ですが、お客様からも“どこが違うの?”と質問を受けることがまだまだ多いです。 そこで、今回は集音器をお探し(ご検討)の方へ少しでも参考になればと思い、「集音器と補聴器の違い?」を考えてみました。
集音器と補聴器の違い?
「集音器」と「補聴器」は、どちらも耳に入れて音を大きくするところは同じです。
では、どこが違うのでしょうか?
まず根本的に違うところは、「補聴器は医療機器」であり「集音器は音響機器」だという点です。
補聴器は、薬事法という法律のもと厚生労働省が承認する、管理医療機器の認定を受けています。
そして、聞こえが低下してきた人(難聴者)の聴力の補助ができる医療機器として開発されています。
ですから、補聴器は法律のもとに厳しい検査を受けており、一定の効果や安全性が認められています。
また、装用者一人ひとりの聞こえに合わせた調整(フィッテイング)ができるのも大きな特長です。
それに対して、集音器は特に法律で指定されていない音響機器です。 集音器は医療機器ではない為、製造販売する上での制約が無く、薬事法により安全性が認められているわけではありません。
また、調整に関しましてもほとんど出来ないものや、できても音量調整などの簡易的な調整しか出来ないものが多いようです。 補聴器のような、一人ひとりの聞こえに合わせた調整(フィッテイング)は、とてもではないができるものではありません。
● 「補聴器と集音器の違い?」まとめ
① 補聴器:薬事法で認められた「管理医療機器」
集音器:「音響機器」
② 補聴器:薬事法により「安全性」が認められている
集音器:そもそも医療機器では無いので、薬事法による「安全性」は認められていない
③ 補聴器:「一人ひとりの聞こえに合わせた調整(フィッティング)」が可能
集音器:出来ても音量調整などの簡易的な調整
いかがですか、「補聴器と集音器の違い?」について少しは参考になりましたでしょうか?
見た目は似ていても、実はぜんぜん違ったものだったんですね!
集音器をお探しの方、購入を検討されている方がおられましたら、
自分に合ったものを選ぶためにも購入される前に、ぜひ一度補聴器の聞こえもご体験ください。
須磨補聴器センターは
購入前に「1ヶ月間・自宅で試せる」ので安心です!!
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